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2016年7月24日 (日)

中国の反応とロシアの反応

フィリピンが中国を相手に提訴した裁判で、常設仲裁裁判所は中国の主張を全面的に退けたのに対して、中国は常設仲裁裁判所の判断を認めないと主張している。自ら加盟している国際海洋法条約に基づく裁定はクズだと言ってのけている。

そしてロシア。

国を挙げてのドーピング疑惑に対して、スポーツ仲裁裁判所はロシアオリンピック委員会の訴えを退けた結果、ロシアの陸上選手はロシア国旗のもとではリオ五輪に出場できなくなった。さらにWADAはリオ五輪にはロシア選手の出場をみとめないことを勧告している。コレに対してロシアは、先の中国同様に法的根拠がないというあり得ない主張をしている。

この両者の姿、国際法に沿った紛争解決の決定を全く認めないというところにおいて、実にぴったり重なる。

片方は領土問題という、即紛争・戦争に繋がる危険な状況に対して、一切耳をかさない中国。もう片方は、フェアをもっとも重視する国際的なスポーツの場に、国ぐるみでドーピングをしたというスポーツマンシップの風上にもおけないロシア。

まあ、両者、西側諸国から見れば似たような国といえば似たような国だから、こういう反応も同じなのかと思ってしまう。

今回の2つの騒動。世界各国の反応を見れば、中国やロシアの主張は受け入れがたいものであるのは明らかであるが、同時に非常に危険な状況に世界を導いているのは疑いない。

歴史を紐解けば、中国の動き・主張は、第二次大戦前の大日本帝国に酷似しており、このまま対立が続き、さらに中国が追い込まれれば、紛争が勃発し、やがて拡大して間違いなく第三次大戦に突入する。第二次大戦と違って、第三次大戦では核兵器の使用により、地球上の人類は滅亡の危機を迎えるであろう。極論でヘソが茶を沸かすという向きもあろうが、マスコミはこの危険なネタには触れたがらないが、間違いなく滅亡に近づきつつある。

大げさなと思うかもしれないが、近代史を読み直せば、今がいかに危機的な状況かよく分かる。幸いなのは、アメリカが大統領選挙で内向きになっており、海の向こうのことまではなかなか乗り出せないことにあるが、これは一方で中国が常設仲裁裁判所の判決を踏みにじるには十分なチャンスとなる。これは、世界滅亡までのタイマーが起動したといっても過言ではない。

中国共産党の究極の目的は、国家存続ではなく中国共産党の存続であり、そのために国家が必要であるという順序。国内世論は官製メディアの誘導の成果で、南シナ海は中国のものであり、侵略する奴は武力で撃退せよという過激なところまで高まっているという。

一方で、中国は国際的には孤立の危機である。これを打破するには、武力で南シナ海を確保するしかなくなるであろう。まさに第二次大戦前の大日本帝国そのもの。中国の進出に対してアメリカや各国が黙認すれば、アジアの海は間違いなく中国に占拠され、沖縄も日本の領土ではないと主張する中国は、さらに沖縄も取りに来るだろう。そうなると、もう、人類滅亡の戦争勃発寸前となり、平和にあぐらを掻いている日本はひとたまりもない。

人類は、過去2度も大戦を経験しても、まだ何も学んでいない。

世界中が内向きになりもっとも狭い範囲での権益を守る姿勢が世界中で広がっている。なんと、愚かなことか。2度の大戦から何も学ばず世界平和を実現できない人類は、存続する価値はないのかもしれない。

もう少し現実的になるならば、世界の大国・リーダーとなりたい中国にとっては実はこれは非常に良いチャンスでもある。国際法を守り、相手国の立場を考えて世界・人類の未来を考える行動を主張し実行する。あの(失礼)中国がこうも変わって世界のリーダーの風格を備えるようになったと大半の国が認めるようになることが重要だ。そこに必要なのは武力や力の論理ではない。対話であり相手の立場を思いやる懐の大きさだ。

今、中国にとってはいいチャンスなのだ。その力が今の中国には備わりつつあると世界に認めさせる絶好のチャンス。それを妨害しているのは、他ならぬ中国自身である。世界が認めるリーダーとなれるか否かは中国自身にかかっていると言って良い。変わろうとする中国に対して世界が背を向けることはない。

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