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2014年6月 7日 (土)

モールドウレタン

ソファやチェアのクッション材はいろいろありますが、ポピュラーなのはウレタンですね。ウレタンといっても様々ですが、大きく分けると、普通のシートクッションなどに使われているスラブウレタンとモールドウレタンがあります。

両者の違いはざっくり言えば、成形方法による違いでして、スラブ成形はベルトコンベアーの上に混合原液を連続的に流してかまぼこ状に発泡させカットしたもので、ばかでっかい食パンみたいなものを想像すれば当たらずといえども遠からず。一方モールド成形は、金型の中に原液を注入して発泡させるもので、金型さえ作れば複雑かつ自由な形に成形できます。

スラブウレタンは蓋をしないで発泡させるので、気泡が崩れてくっついた連気泡状態で成形されるため、触感は柔らかいですがつぶれやすい、つまりへたりやすいという特徴があります。ただし、コストは安い。

モールドウレタンは、金型を用意する必要がある、つまりデザインされた椅子のクッション部分やソファの形に合わせた金型が必要でコストがかかりますが、蓋をして発泡させるので気泡は独立した型をたもったままの単気泡で成形されますから、型崩れや耐久性に強い。ただし、触感は少し硬めに感じます。

パソコンチェアなどでも、1万円とか2万円とかのものは間違いなくスラブウレタンで、それも密度の低い安物を使ってることが多く、結果的に座面がすぐヘタります(経験談)。しかし、オフィスチェアとして一流メーカーの一脚十万円を超えるようなチェアの座面はウレタンならばまず間違いなくモールドウレタンで非常にへたりにくいです。例えばオカムラのオフィスチェアを使っていて、直ぐに座面がぺったんこになったなんて経験は仕事をされていてもまずないのではないかと思います。毎日何時間も座っていて、一年、二年はおろか数年たってもほとんどへたらないですよね。これがモールドウレタン。密度にもよりますが、ソファに使うようなものは硬いだけではなくて、ちゃんとソフトな弾力もあり、おしりが沈むようなソファよりは長い時間座っていてもつかれません。

モールドウレタンを使ったソファは安いソファにはまずありません。それは先のように金型にお金がかかるからでありまして、よほど量がでないとペイしないですから、小さなソファ工房などで手頃な価格のモールドウレタンソファを作るのは極めて困難なのでありますな。

そんなわけで、ソファではなくても、パソコンチェアを買うなら、ケチらないでオカムラとか一流オフィスチェアメーカーのちゃんとしたモールドウレタン座面のチェアをおすすめします。はっきり言ってすわり心地がやすーーいやつとは雲泥の差です。

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