マロン

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2013年3月17日 (日)

AudioComm RAD-S800N

ビックカメラのラジオ売り場で見つけて買ってしまいました。オーム電機がAudioCommブランドで中国のTECSUN製PL-380というラジオをOEMしているものです。

国内ではラジオは衰退の一途でしたが、スマホの普及とradikoサービスの開始にともない、少し聴取者は増えてきているという話を聞いたことがありますが、電波を受信してラジオを聞いている人はどう考えても増えているようには思えません。何より、家電量販店での店頭に閉めるラジオ売り場の面積減少、販売機種数の減少、メーカーの機種数の減少がそれを物語っています。

日本製だと、SONYのラジオが、数千円を超えるモデルになると感度では抜群になる傾向がありますが、でも中身はもう進歩が止まって久しいアナログ受信機のまま。メーカーもSONY、Panasonicのほかは東芝が辛うじて出しているくらいで、あとはELPAとかオーム電機とか…。

さて、冒頭のAudioComm RAD-S800Nですが、これは同調回路、高周波増幅部、検波部の部分を全部デジタルに置き換えてしまったもので、デジタルの一般論がここにもあてはまり、低コストで高感度、低ノイズが実現できます。中身の中核のチップは米国製ですが、残念ながらラジオメディア衰退の日本では普及型のDSPラジオは製造すらされておらず、中国製にその座を譲っています。日本だとグローバル対応DSPラジなんて作ろうという発想すらありませんが、中国や韓国では最初から国内消費だけでペイさせようなんて思っているはずもなく、Samsungのスマホ同様最初からワールドワイド市場を狙っています。まあ、ここに日本の家電メーカーの敗因の一つがあるのは間違いないのですが…。もはやテレビもラジオ同様の国産先細りの一途をたどる一方。

閑話休題。ビックカメラの店頭で見つけたものが冒頭のもの。

当然ですが、ローコスト化のために化粧箱なんざァつかいません。

DSPでアナログ回路が非常に少ないので、電池の持ちも単三のわりには良い感じ。公称ですが、アルカリ電池利用でFMイヤホン時で110時間、AMイヤホンで105時間、スピーカーだとそれぞれ75時間、73時間と十分です。

PL380の輸入品ではなく、れっきとした日本の会社(オーム電機)の製品として出ているので、普通に1年間の国内保証がつきます。

値段の割にいい顔していますねぇ。
・操作ロックボタン
・液晶パネルの照明ボタン
・アラーム&スリープタイマー機能
・テンキーまたは右側のダイヤルによる選局
・ETM・VF・VMと三種の選局機能
・AMでの帯域選択機能

等々。

特に戦局関係はさすがデジタル。メモリーは550局!もあります。選局は自動メモリー(ETM--Easy Tuning Mode)で自動スキャンしてメモリーする機能がまずありますが、大抵のPLLシンセラジオは地域が変わると周波数も変わるのでスキャンしなおして、そうすると地元のメモリーが消えてしまうってのがほとんど。ですが、これはETM専用メモリーがあり、自分で記憶させた局とは別領域に記憶されますので、出張や旅先などでも気軽にセットできます。ETMでセットされたメモリーの曲を削除などはできません。あくまで自動専用。SW(短波)では全バンドを一気にスキャンしてくれるのも優れもの。
あとはVFで、これはメモリではなくテレビで言えばザッピングに近い。局がみつかるたびに5秒間の視聴時間があり、何もしないと次の局をサーチにいきます。ただしETMよりも電波の弱い曲もキャッチできます。

そしてVM。これが普通のPLLシンセラジオでのオートスキャン&メモリーにあたります。

パネル部を拡大。電波の受信強度(dBμ)とS/N比も表示されます。素晴らしい!数千円のラジオでここまで対応しているのです。高価な受信機ならともかくも!です。

ストラップは最初から装着状態になっています。他に、リード線のアンテナ、ACアダプタ、ステレオイヤホンが付いています。面白いのは外部電源の口がDCミニジャックとかじゃなくてminiB USBになっています。へ!って感じなので、PCからも電源がとれます。PL380のほうは充電式の単三を入れれば充電もできるそうですが、このOEM版ではカットされているようです。
肝心の感度ですが、大抵の国産ラジオより感度は良いのではないかと思います。もちろん全機種と比較評価なんざぁしているわけもないですが、FM感度はSONY ICF-801より上、AM感度はICF-801のほうがやや上かなという感じ。短波のほうは、まあそこそこでしょうか。付属のクリップ式のリード線アンテナをつけるとまた違ってくるとおもいますが…。

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