マロン

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2009年12月25日 (金)

就職氷河期

10月1日現在の全国での就職内定率は60%を少々超えた程度だったそうですが、一方で大学新卒の求人倍率は1.6倍程度だと言います。

すなわち、数値上は新卒求職者1人に対して1.6件のオファーがあるわけです。もちろんその中にはブラックも数多くあるでしょうが、それにしても三年次から就職活動を始めて未だに決まらないという学生が珍しいわけでもない現状とはずいぶん矛盾します。

日経BPの分析では、大企業はもとより中小企業もより優秀な人材を妥協せずに求めている傾向が強くなっているのだそうで、少数精鋭主義に走っているともいいます。ただ、日経らしく詰めが甘いのはと思う点もあります。それは、日経はあくまで企業視点でしか物を見ていないということ。すなわち、日本の学生はなんだかんだ言ってもまだまだ大企業志向が強いですし、さらに昔より転職をいとわない時代ですから、仮に今中小企業で非常に優秀な人材を得られたとしても、景気が回復したらより魅力的で活躍の場が大きく広がる規模の企業に転職するのではないでしょうか。はっきり言えば、今、優秀な学生をかろうじて確保できたとしても、その企業自身に魅力がなかったら企業規模を問わず景気回復の時点で逃げられるわけですな。終身雇用の恩恵をたっぷり受けた時代の記者の分析なのかもしれませんがね。

日経なんぞどうだっていい(個人的にもっとも嫌いなのは日経盲信者の管理職)のですが、そもそも、現在の日本のような新卒一括採用主義そのものが破たんしつつあるのだと思います。在学中に休学して社会経験やボランティア経験を積んだり、外国暮らしや外国での仕事を経験したりしてまた学校に戻る。あるいは、卒業後しばらく働いてから大学に戻るといった自由度が必要なのだと思いますね。人材育成という点では若いうちにいろいろ経験するほうがいいのです。

それに、そのほうが、企業としても社会経験のない新卒を一気に抱え込んで育成に労力をとられるよりはずっといいと思います。

経済情勢も昔とは全く違うのですから、人の採用などのスタイルも変わってしかるべきです。

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