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2009年5月19日 (火)

対策にならない対策をして自己満足しているのか?責任逃れか?

新型インフルエンザの国内感染患者が確認されて以来、テレビのニュースはもとよりワイドショーや朝のニュースショーなどに至るまで、この話題で終始している感すらあります。

巷を見ていると都内でもマスク姿をちらほら見かけます。これが三月なら花粉症真っ最中ですので別段何の違和感も無いわけですが、さすがに五月も半ばを過ぎると違和感がありますね。

マスクも、花粉症対策で着けるのと、ウィルス防護対策で着けるでは、その扱い方の慎重さがまるで違います。例えば、マスクの外側というのは基本的に汚染されています。ですから、汚染されている外側を直接手で触れるべきではありませんし、まして触れた手で眼などを触るのは論外です。しかし、今朝ほど車内でみかけたとあるおじさんは、マスクを外すと両手で丁寧に折りたたみマスクを買った時の袋にしまいこみ、その両手で眼をがしがしこすっていました。これじゃあ何の意味もないどころか、むしろしないほうがマシなぐらいです。汚染された手で顔(首から上かつ耳より前側)には手を触れないこと、これは鉄則中の鉄則です。

仕事に行くときに着けるなら、自宅出発前に新品のマスクを装着し、以降会社に着くまで外さない。外すときは耳にかかっている紐だけを持って外し(マスクの外側は汚染されているので触れてはいけない)、密閉できる袋に入れて生物汚染処理専用の廃棄をすること。間違っても普通のオフィスのごみ箱にポイと捨ててはいけません。そして、マスクを外した手は直ちに石鹸で洗うか手指の消毒液や消毒ジェルで消毒すること。その後もマスクを装着しなければならないのなら、手を清潔にした後で、新品のマスクを取り出し装着します。そして一旦マスクを外したら同様の処理をします。これが感染防御のマスクの扱い方ですから、会社を出て自宅にもどったら会社についたときと同じようにマスクの処理をします。外したマスクは汚染されているので再使用してはいけません。さらにいうならマスクで口と鼻の粘膜を防護するなら、同様に眼も保護することが必要で、医療用ゴーグルも着用しないと本来は意味がありません。

いずれ今回のような弱毒性ではなく強毒性で感染力も強いウィルスが発生した場合は、マスクについては前述のように扱わなければ防護としての意味はかなり減少しますし、それどころか帰って汚染源になるからマスクはないほうが良いという専門家もいるそうであります。

さて、今回のインフルエンザ報道を見ていて思うのは、やはりちょっとやりすぎじゃないの?ってところです。もちろん、持病の関係でリスクが高い方や妊婦の方は用心に用心を重ねるべきですが、現状健常な方についてまで社会システムをかなり混乱させてまで防護するのはちょっとどんなもんかと思います。

マスコミの連日の報道は不安をさらに煽り立て風評被害を増加させるのに積極的に大きな役割を果たしていることは疑いありません。薬局や薬店では消毒剤やマスクは店頭から姿を消し、出張禁止になったり、大きな会議(公的なもの企業内のもの)も中止になったり、と、まあ、影響には枚挙に暇がありません。

何より困るんじゃないの、と思うのは、普通の風邪で熱が出ても医者が診療拒否して発熱相談センターへ行くことを指示したり、あるいはテレビのニュースで知ったのは、関西からの出張帰りの社員は医者からインフルエンザでないことを証明してもらうまで出社禁止とかとんでもない話ですね。出入り業者にマスクを強要させる割にはウエルパスやエタプラスといった手指消毒剤は全く置かれていないアホ企業とかね。とにかく正しい対策がまったくとられていない。さきの医師の証明問題については、ただでさえ医療システムの不備が明らかになりつつあるのに、医者にかからなくてよいものまでかかるとは言語道断でありますなぁ。

まずは、普通の季節性のインフルエンザ対策+α程度の対策でしょうか。学級閉鎖とか発症者の出席停止とかそういうレベル。ただし、感染経路として運動部の部活が大きく関与しているのは明らかなので、感染者が発生した学校では一時的に運動部の部活や対外試合などを停止するなどは無用に感染者を増やさないためには必要でしょう。ましてパニックのようにろくに正しい使い方もできないのにマスクを買いに走るなんてのは愚の骨頂でアホのすることです(今回は、ですよ、今回は)。企業もマスク着用なんてパニクるよりは、ウエルパスとかエタプラスといった手指消毒剤を会社の入り口や会議室・居室に配置してまめに手指を消毒させるほうがずっとマシです。オフィスで個人でやる対策ならアルコール除菌ティッシュで電話機やキーボード・マウスなどを拭くとか、エタプラスや手ピカジェルで手指をいつも清潔に保つ、なおかつ頻繁に手を石鹸で良く洗う、これですよ、これ。これをしないでマスクだけしても何の意味もないことはインフルエンザ予防に関しては断言できますね。

まあ、ともあれ、個人的に思うのは、幸いにして私には持病はありません(ないと思っているだけかも…)ので、万一かかっても普通のインフルエンザ同様に普通に医者に診察してもらって普通に投薬を受けられる、現状はこれだけで十分なんですけどね。

それと、大事なのは政府も自治体も企業も学校も、今回のインフルエンザ騒ぎ(まだ終息していませんが)で判明した種々の問題点に早急に手を打つことです。それと、何より大きな懸念をもっているのは、日本のワクチン行政です。ワクチンの副作用を恐れるあまり接種が減って製薬メーカーがワクチン製造から手を引いてしまったため、ワクチン製造能力がボロボロ状態になってしまったという現状は早急に手を打たないと、強毒性で感染力が強いウィルスが出てきたときに日本は危機的な状況に陥ります。いや、まじで、それが一番怖いっす。

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