マロン

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 最近のクレラップって薄くなった | トップページ | iPod touch (4) »

2008年12月25日 (木)

高校の英語授業が変わる

ようやく高校の指導要領が変わって、高校三年間の間に実践で使える英語を身につけようという方向に変わるらしいですね。この中で、「基本的に英語の授業は英語で行う」という風に決められたとのことです。

テレビニュースのインタビューの中で、学生らしい人が「中学・高校で習った英語は海外旅行では全然役に立たなかった」と言っていたのが個人的にはとても気になりました。この意見に賛成する人は少なからずいらっしゃるでしょう。ある意味では当たっているといえます。確かに、現状では教室で習っただけで実際の日常の場で英語を使うことはないので、そのままではなかなか役に立ちにくいのは間違いありません。ですが、中学英語は日常英会話の基本中の基本をすべてカバーしています。単語しかり、文法しかりであります。中学や高校の英語の基礎(単語、文法など)なくして英会話はあり得ないです。正しい英会話をできるようにする第一歩は中学英語の単語と文法をきちんとマスターすることです。自分がある程度仕事やプライベートを英語でこなせるようになってそれを感じます。そこが苦手だと感じる方は、中学英語文法の参考書で1~3年間を集めた一冊が何種類か出ているので、それを買い求めて勉強するのがよろしい。

個人的な意見ですが、今の日本の英語教育に不足しているのは、中学や高校授業で習った英語の知識を実際の生活の場で使うことではないでしょうか。アジア圏で英会話ができる人が大抵の場合日本より多いであろうと感じるのはあながち感触だけではないように思います。一つの理由には彼らは授業のかなりの割合を母国語ではなく英語で受けるのだそうです。それは言葉の特性から母国語では数学や科学の内容をなかなか的確に表現できないからだと聞きます。

そういう視点から見ると、英語で英語の授業をするというのは良さそうに思えますが、かなり疑問な面もあります。というのも、大変失礼ながらそもそも高校の先生自身に会話力が低い人がかなり多いのではないでしょうか、という懸念があるからです。少なくとも経験的にはそうでした。何も国連英検1級の先生をそろえろとはいいませんが、ある程度そうした会話力を示せるような資格を義務づけないと、習う生徒がかわいそうですし、先生自身が授業をひっぱって行けません。TOEICならば730点以上(レベルB)以上は必須です。いや、600点程度ではお世辞にもしゃべれるとはいえないでしょう。少なくとも英語教師として飯を食おうというのですから、それくらいのものがなくてプロの英語教師を名乗るのがそもそもおかしいのです。

現在はオーラルコミュニケーションの時間が週1時間ほどは少なくともあると思うのですが、それが生かせていないのでしょうか?どうも今回のアイデアは、現状のレビューが不十分のまま、お役人の机上の奇策のように思えてなりません。ただ、一つだけ賛成できるのは「脱ゆとり」教育です。教育にゆとりなんざぁ必要ない、百害あって一利なしとうのが持論ですから。

« 最近のクレラップって薄くなった | トップページ | iPod touch (4) »

その他」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 高校の英語授業が変わる:

« 最近のクレラップって薄くなった | トップページ | iPod touch (4) »