マロン

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2008年8月 5日 (火)

食物の「完全」自給は不可能

食の偽装や不安が広がる中で、カロリーベースの自給率だと平成18年の数値で39% (出典:農林水産省)という話でありますが、これを100%にするあるいは近づけることにどれほどの意味があるのでしょうか?

農作物や酪農製品を摂取・調理可能な形で届けるためには、単に輸入しなくてもすむだけの量が生産できればよいというものではないのであります。これらを実現するためには、肥料や飼料が必要ですし、運搬のためのエネルギー(主としてガソリンでしょう)、農業機械や加工のための電力や石油も必要でしょうし、何より作業をする人が必要で、その人が作業に従事できなくてはなりません。。

厳密に考えるなら、これらを100%他国に一切頼ることなく、すなわちありとあらゆる輸入が100%途絶えても農作物や水産品、酪農製品が消費者の手に届かないと高い食料自給率なんて所詮は机上の空論なのではないでしょうかね。例えば、仮に米は100%国内産でまかなえたとしても、精米機が動かせないとか、石油がないゆえに消費地まで届けられない、あるいは、パッケージするための材料が無くて消費者に届けられないってことになりませんか。

そういう風に考えると、目指すべきは100%の自給率ではなく、世界中に安定した供給源を常にもつことにあり、それと引き換えに日本も他国に対して何らかの不可欠な要素の大事な供給源となること、これしか安定した食料の確保はできないのではないですかねぇ。

昨今の食料自給率報道を見てそのように感じます。

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